曹洞宗 東海管区 教化センター(禅センター)

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たのしみ法話
たのしみ法話

時間の大切さ [1785 H26年10月20日〜10月26日]

岐阜県 大龍寺 住職 五島弘満 老師

私たちは、生活の中での時計が刻む30分間1時間を時間と考えています。ですが、時計の上での同じ1時間でも、何かに役立った1時間と無駄に過ごした1時間では全然違いますね。
ですから人の一生も、何十年も長生きできたということではなく、どういう生き方をしたか、ということがもっとも大切なことなのです。
時間というものは、その時間の中で内容が重要であり、時間の値打ちが決められなければなりませんね。時計ではかった30分間1時間を生活することを、時間にしばられるといいますが、時間にしばられる生活は本当の意味での時間ではないのです。時間は私たちの努力によって作られ値打ちづけられていきます。
過去はいかにどうあっても過ぎ去ったものであり、未来は未だこないあこがれであります。よって今の一瞬一瞬が大切であって、本当に与えられている時間は現在をおいて他にはありませんね。ですからこの今の時間をいかに過ごすかが私たちの人生にとって一番大切なことであるのです。かけがいのないひとときなのです。
 今であると同事に過去がその中に含まれて未来もその中から生み出されるように努力をして時間の大切さを知り、人生を歩んでいただきたいと考えます。

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