曹洞宗 東海管区 教化センター(禅センター)

曹洞宗 東海管区 教化センター(禅センター)
たのしみ法話
たのしみ法話

一年の計は心を落ち着かせて [1795 H27年1月1日〜1月4日]

東海管区教化センター 百瀬文康 統監

明けましておめでとうございます。いつも教化センターテレフォン法話をお聞き下さりありがとうございます。本年も何卒、宜しくお願い致します。
皆様、それぞれ思いを新たにし、新年を迎えられたことでしょう。さて私たちが日々さわやかで、すがすがしく生活を送るには、物事を正しく考え、そして見ていく事が大切です。
「心こそ、心迷わす心なり、心に心、心許すな」という禅の教えがあります。平たく申しますと「自らの心が、正しい心を惑わすのだよ。まず考えることは、自の心が正しい方向に向いているかの点検です。心があちらこちらに行かないよう、しっかり管理をすべきですよ」とのお示しです。心は自分のものでありながら、コントロールがしにくいものでもあります。しかし余りにも硬くなりすぎては如何でしょうか?自動車のハンドルは、余裕を持たせ「遊び」という部分があります。「遊び」が無いと、ハンドルが切れすぎて危険だからなのです。
皆さん、心の「遊び」はどうですか?
心に「遊び」の部分が無かったら、少しの事でも感情的になりすぎてしまうときもあるでしょう。人間関係がギクシャクすることにもなりかねません。
今この時、年頭にあたり『一年の計』を考えると共に、心の「遊び」も含め自己の点検をしたいものです。
修理に出さなくては危険な程「遊び」が無くなっているかも知れません。其の時はまず心を落ち着かせて、坐ってみましょう。
群れを成す羊を見ると、ゆったりしている事に気がつきます。昔の人々は、その情景を見て、羊から家族の安泰、平和を願ったようです。その情景と同じように、この世の中がそして皆様の幸せが続くようにお祈り申し上げます。

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