曹洞宗 東海管区 教化センター(禅センター)

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たのしみ法話
たのしみ法話

懺悔文 []

愛知 瑞泉寺 徒弟 丸岡一博 師 

人は誰しもが失敗反省を繰り返してしまうものですが皆さんは、その日一日を
振り返り自分を省みていますか?私達のお唱えする偈文に懺悔文というものが
ございます。悔い改める懺悔に文と書いて懺悔文でございます。
一度お唱えをしてみます。
我昔所造諸悪業 皆由無始貪瞋痴 従身口意之所生 一切我今皆懺悔
今の偈文が懺悔文でございますが私達が犯してきた様々な悪行は、
全て貪り・怒り・愚かさの貪瞋痴という欲望 三毒が原因ですよ
その三毒が体・口・心という蛇口を通して外に流れ出てきた結果ですよ
その全てを私は悔い改めます。といった内容でございます。
ただ欲望は時に人が生きるエネルギーにもなります。お釈迦さまも
欲望そのものをダメだと否定はしておりません、ですがその欲が大きく
なりすぎると自らを苦しめる原因となってしまうから欲を少なく持つ
小欲と、これで充分だと足ることを知る知足の二つを合わせて
小欲知足で生きなさいと説かれているわけでございます。
人は、どうしても欲が大きくなっていってしまう生き物ですから
懺悔の心を忘れずに同じ過ちを繰り返さぬよう少しでも固く、体・口・心の
蛇口を閉め貪り・怒り・愚かさの三毒が流れてくるのを抑えて小欲知足の
気持ちで日々過ごしたいものであります。
その日一日を振り返り自らを悔い改めて自分の煩悩を整理整頓して
明日が今日より良い日になりますように

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