曹洞宗 東海管区 教化センター(禅センター)

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たのしみ法話
たのしみ法話

命 [1854 平成28年2月22日〜2月28日]

静岡 龍雲寺 住職 山中健志 老師

命を授かり死に至るまで人生とは永い様で速いものであります。今という時間を大切にすることが大切なのです
あれやこれやと、一度に覚えてやろうとするのでなく、一つの事柄を専念して見つめなければいけません。
ただ、人には得手、不得手ということもあり一つのことを専念しても巧く出来ないこともありますが、やめなければ、成長していきます。
以前、東京浅草 浅草寺様に行った時聞いた、一日一日を大切に今も生きているイチョウの木の話をいたします
浅草寺様の境内に何本かのイチョウの木があります、70年前の戦争で空襲をうけ、イチョウの木も焼け焦げてしまったそうです。焼け焦げた表面は、月日がたち、雨風にさらされ見た目は、いま普通のイチョウの木とかわりません。案内してくれた方が、「ここ覗いてみて下さい」と言われ、言われたところを覗くとイチョウの大きな根元の空洞、そして高いところの枝の根元は、今直、焼け焦げたままの姿でした。元の姿に戻った、戦火を受けたイチョウの木の生命力に感動されました。辛い事があっても、私たちに青々と茂り癒しの姿を魅せています
私たちの人生もそうです
人生の中の今日とは一回です、成功や失敗の中から正しい答えをさがし、答えからでる、導きを理解することにより、次に進むことができ、明日に残すことができます
「またこの次にすればいいや」ではいけないのです
今直さなければ直す時間が無いかもしれません
みなさんも、一日を大切にして、沢山の経験をして、素敵な年輪を刻んでください

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