曹洞宗 東海管区 教化センター(禅センター)

曹洞宗 東海管区 教化センター(禅センター)
たのしみ法話
たのしみ法話

 師匠に習って [1856 平成28年3月7日〜3月13日]

愛知 妙音寺 住職 梅原淑浩 老師

お釈迦様の修行に坐禅があります。坐禅・修行と聞くと辛く厳しいことで、私には到底出来ないと考える方がお見えになるでしょう。
実際に長時間坐ると組んでいる足や身体のどこかが痛くなったりし、慣れるまで大変ではあります。
坐禅は、古代インドの時代から行われてきたものです。お釈迦様は坐禅によってお悟りを開らかれました。
曹洞宗の開祖道元さまは、身と心が共に安定して調和し、本当の自分を見つめることが出来る。として坐禅を特に重要と考え、雑念や妄想を相手にせずただひたすらに坐る事に励む方法を根本としました。
私の師匠も坐禅をこよなく愛する人で、「坐禅をしている時はお釈迦様のお姿を真似しているからお釈迦さまと一体になれるんだ」といってお寺にいる時に限らず、どんなところでも時間があれば坐禅をしていました。
私が調べた中に坐禅の実践はリラックスができたり、集中力を高めてくれたりと心と体に良い効果があると研究されています。
気持ちがモヤモヤしている時やいい考えが浮かばない時などに行うのもいい効果があるといわれているのです。
外国の人にはZEN Meditation(瞑想)や指導者の下で禅の修行をすることを禅の言葉「参禅」(さんぜん)という呼び名で認知されています。智慧や直感力を身につける。心の安定、やすらぎを目的として行う人が増えており、関心が示されてきています。
実に師匠は、細かいことにこだわることはなく、いつも泰然自若とした人でした。私もそれに習って少しの時間でも心を落ち着かせ座ろうと心掛けています。
本来坐禅は何も求めることなく修行の完成を目指すことですが、現代社会では心を落ち着かせる一つの手段と感じます。修行だから難しいと身構えずに、まずは気軽にやってみるのもいいのではないでしょうか。

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