曹洞宗 東海管区 教化センター(禅センター)

曹洞宗 東海管区 教化センター(禅センター)
たのしみ法話
たのしみ法話

受け継ぎ・伝える []

静岡 養勝寺 住職 小松周翁 老師

平成二十八年度曹洞宗管長福山諦法禅師様の言葉(告諭)の中に『無常迅速(はかない)の人生にあって一仏両祖(お釈迦様・道元禅師様・瑩山禅師様)のみ教え相承し(うけつぎ)み仏とご先祖様の前で姿勢を調え、息を調え、心を調えて静かに坐りましょう』と言う一文があります。
この中の「仏様のみ教えを相承(うけつぎ)」と言う事についてお話しさせて頂きたいと思います。
相い承ると書いて「受け継ぐ」み仏様の御教えだけではなく『人』としての「やさしい心や作法」を私達が正しく受け継ぐだけではなく、次の方々に正しく伝えていくことが大切なことだと感じています。
あるご葬儀の際、お孫さんの「お別れの言葉」におじいさんは何度も優しく接してくださいました。ぼくも「人にやさしく出来る大人になりたい」と思いますと結び、私の方を向いて姿勢正しく一礼をして下さいました。その時私は「おじいさんややさしい心がお孫さんに受け継がれていることを感じました」と同時に、この「やさしい心や作法」を次に伝えて下さることをお願いました。
仏事の作法のひとつに『合掌』が有ります。合掌していただきますとご案内致しますと、子供達やお若い方々は「左右をキョロキョロ」見ておられます。皆様におわかりいただける様に『手を合わせていただきます』あるいは『静かに手を合わせていただきます』とご案内頂いては如何でしょうか。
『やさしい心、思いやりの心』を私達大人が『受け継ぎ・伝える』ことが大切なことだと思います

| top | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 次のお言葉 | 119 |