曹洞宗 東海管区 教化センター(禅センター)

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たのしみ法話
たのしみ法話

コロナの中 []

静岡 種月院 浅倉安真 師 

 今日、コロナウイルスの感染拡大の中、私たちの生活も大きく変わって参りました。外出や外食、外泊といった、外に出て何かを行うということに、様々な規制や制限がつくようになり、またその行動に対して人々の誹謗や中傷も聞かれるようになりました。
 終わりの見えないいつまで続くか分からないこの混乱の中で、皆様方の中で気持ちや考え方にも変化が出てきたのではないでしょうか。
 例えば、自粛という点で考えてみると、最初は
「みんなが大変なのだから、一人ひとりが我慢しよう。」という考えが、今では、
「自分は我慢してやっている。」
という考え方になってきてはいないでしょうか。
 確かに、自分自身の事も大事です。何もできない、ストレスが溜まる、でもそれは皆様が同じように思い、考えていることなのです。
 今の私たちにできること、それは、できる限りの外出や人との接触を避けること、密閉、密集、密接、そういう場所に行かないことです。
 分かっていてもそれら全てを避けて我慢しては、やはり辛いですし、ストレスも溜まります。
 しかし、苦しいのは自分だけではない、大変なのは自分だけではない、そう考えて行動していくこと、それが自分自身、身近な人のため、そして医療従事者、今はまだ目に見えない多くの方の助けとなる、そう思い、今一度
「我慢してやっている。」
から
「みんなで我慢をしよう。」
そうお気持ちや考え方を見つめ返していけるように、みなさまで努めていきましょう。

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