皆さん、「おはようございます」、「こんにちは」、「こんばんは」、挨拶は人と人との始まりです。一日の始まりは、まず「おはようございます」で始まります。
明るく大きな声で挨拶をすれば、相手はきっと、「おっ、今日は元気がいいな、昨日は何か良い事があったのかな?」等の、プラスのイメージが伝わると思います。
逆に、暗く小さな声で、「おはよう」と挨拶すれば、相手は「どうしたのだろう、元気が無いな、嫌な事でもあったのかな?」等の、マイナスのイメージが伝わると思います。
挨拶をすれば、相手の事が少し解ります。逆に挨拶をしなければ、相手の事が解らず、一生誰とも仲良くする事が出来ないかもしれません。人と人が繋がっていく、第一歩が、挨拶だと私は信じています。
その挨拶という言葉は禅語、仏教の言葉と御存知でしたか?挨拶という漢字は、「せまる」、「おす」という意味があります。師匠が弟子に仏教について、どれだけ理解したか、勉強しているかを試す事です。禅の問答、師匠と弟子は何度も問答する事により、仏教の知識を深めると同時に、人と人との絆を深めていったんだと思います。
挨拶をして、心の扉にまず軽く(コンコン)とノックをしてみて下さい。そこから心の触れ合いが始まり、まず、人と人との絆が深まっていくと思います。
挨拶をいい加減にするという事は、自分の心の扉を閉めているのと同じです。大袈裟に言うならば、私は誰とも付き合わない、一生、一人で生きていくのだと思われてしまうかもしれません。そのせいで、一生大事な友人や自分の人生の目標となる人、又は大事な伴侶、結婚する相手との出会いを逃がしてしまうかもしれません。その様に、せっかくのチャンスを逃がさない為にも、大きな声で、私は心の扉を開けていますよ、という気持ちで挨拶をしてみて下さい。きっと、良い縁やチャンスがあなたにあると信じています。
最後に「合掌」という挨拶で終らさせて頂きます。「合掌」、失礼致しました。
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