曹洞宗 東海管区 教化センター(禅センター)

曹洞宗 東海管区 教化センター(禅センター)
たのしみ法話
たのしみ法話

年の始めに [1743 H26年1月1日〜1月5日]

東海管区教化センター 百瀬文康 統監

新年あけましておめでとうございます。
 昨年は、教化センター楽しみテレフォン法話をご利用くださり、ありがとうございました。本年も何卒よろしくお願いいたします。
 一月は修正の月、過ちを直して正しくする月、軌道修正をする月といわれます。一月を正月というのは、正す月ということなのでしょう。
 私は年の始めにあたり、挨拶を見直してほしいと思いました。
 「おはようございます」「こんにちは」「おやすみなさい」私たちは何のために挨拶をするのでしょう。それは、挨拶をすることによって、まず自分の心を開き同時に相手の開かれた心との交わりによって、お互いの心を通わせあい理解しあうということです。
 朝起きてお互いに命あることを喜び、今日もしっかり頑張りましょうと、励ましあう気持ちで「おはようございます」
 夜は、今日一日無事であったことを感謝して、ご苦労さまでした、どうかゆっくりお休み下さい、また明日も元気でありますようにという心をこめて「おやすみなさい」
 私たちの挨拶は、美しく、やさしく、そして相手を気遣う思いやりのあるものです。
 どうか心のこもった挨拶で毎日を過ごしていただきたいものです。
 年頭にあたり、皆々様のご多幸をご祈念申し上げます。

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