「六親眷属、七世の父母、有縁無縁三界の万霊、法界の含識に回向す」
お坊さんが法事のお経の後に読む回向文の一つです。意味は父や母、兄弟、祖父母などの七世代さかのぼっての直系のご先祖様、すべての世界にいるあらゆるものの魂にこの経の功徳を送りますという意味です。
昨今、日々のニュースなどで虐待やDV、衝動的な犯行などよって親が子を子が親を果ては祖父や祖母を殺してしまったとか若年層の自殺というものをよく耳にするようになりました。
これはもしかしたら核家族化などによって親子のつながりが弱まってしまっているからなのかもしれません。
昔は三世代四世代の大家族が多く祖父母や親を見て子は、祖父母がいるから父や母がいる、父や母がいるから自分がいるという血の流れ、時の流れを感じ取り、自分ひとりが突然そこにいるのではなく祖父母、父や母などの代々のご先祖様がいるから私が今ここにいるんだということを感じとり学び、それで朝夕に仏壇にお参りしてご先祖様に感謝をするということをする、そんな家庭が多くありました。
しかし現在では核家族化によってそんなご先祖様がいてという認識が薄れていってしまって家族の縁やつながりがうすくなってしまっているのではないでしょうか。こうしたことから様々な理由はありますが自殺、虐待、DVが社会問題になってしまっているのではないででしょうか。
そこでみなさんがもう一度家族、ご先祖さまがいるから私がいるということ思い出し感じて頂ければこのような悲しい事件もきっと少なくなっていくのではないでしょうか。
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