今日お聞きになっている皆さま、十分、お若いのですが、日々のおつとめや御詠歌のお唱えを精進いたしまして、益々お体やお肌が若く健康で、美しくなるお話しができればと存じます。
少し駒沢大学剣道部の話をさせて頂きます。昨年も5月中旬に全国大会の予選で関東の男子の個人戦、次の週に同じく女子の個人戦がありました。惜しくも男子は結果が出せなかったのですが、その悔しさが女子を奮起させます。
500名余りが参加した大会、1回戦から7回戦、そして準決勝、決勝までコマを進めた駒大女子の主将、矢上悠香がいました。東京都武道館で七回戦までは8つのコートにて試合が進められます。相手をよく見て、ココいう時には自分を捨てて、見事な技を出します。日本体育大学や国士舘大学など体育専門の大学ではなく、勉強も大変です。
彼女は非常にまじめで、練習熱心な部員です。竹刀の素振り一本一本に心を込め、足運びをきっちり行います。稽古は、うそはつきません。チームのまとまりも非常に良かったようです。
ベスト8に駒大剣道部の部員が二人も入る快挙です。準決勝では早々に面と小手を決め、いよいよ決勝戦。大柄な日体大の渡辺選手に体を崩され、惜しくも引き面をとられ、そのまま試合終了となりましたが、見事な準優勝となりました。
試合ですから勝つこと、結果を残すことはとても大切なことです。試合の結果と同じくらい、日頃の練習、研鑽、稽古、そして剣道修行や生活態度も大切なものではないでしょうか?
御詠歌に「修証儀御和讃」という曲があります。
歌詞の三番「我は仏にならずとも、生きとし生けるもの みなを、もらさず救いたすけんと、誓うこころぞ 仏なる」、四番「今日のいのちを喜びつつ、まことのくらし つらぬきて、仏の深き みめぐみに、報いまつるぞ たのしけれ」、
毎日が実りあるものになりますよう、ご祈念申し上げます。
これからも日々のおつとめや梅花流詠賛歌のご研鑽を通じて、皆さまの人生が益々充実したモノとなりますよう、お祈りいたしまして、私の話を閉じさせて頂きます。
| top
| 前のお言葉
| 466
| 467
| 468
| 469
| 470
| 471
| 472
| 473
| 474
| 475
| 476
| 477
| 478
| 479
| 480
| 次のお言葉
|