ある親子がお寺を訪れ、「飼っていた犬が亡くなったので供養していただけませんか」とお願いをされました。亡くなった愛犬は段ボールの箱の毛布の中で静かに眠っていました。一緒にみえた子どもさんはずっとその愛犬に寄り添っていました。すると、母親が子どもさんにこう話し掛けたのです。「〇〇ちゃん、この子も(愛犬)一生懸命に自分の命の限りに生きたんだよ。それとね、どんな命にも必ず終わりがあるんだよ。それは花や草、昆虫、動物、人間も同じ。でも、どんな命もみんな必ず次に何かを残そうとして一生懸命に生きているんだよ。だから、この子が残していってくれた楽しかった思い出を忘れないようにしましょうね」と話されました。そして、その子どもさんは「今までありがとう」と言って手を合わせていました。
人生において様々な多くの出会いがあり、そして必ず別れもあります。明日が必ずあるという保証は誰にもありません。すべての生き物はその中で何かを残そうと一生懸命に生きています。
私たち人間も同じです。家族が健康で暮らせる毎日に感謝をし、互いに助け合って、支え合って、素晴らし一日一日を積み重ねていきたいものであります。
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