曹洞宗 東海管区 教化センター(禅センター)

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たのしみ法話
たのしみ法話

供養 []

静岡県 養勝寺 住職 小松周翁 老師

ただいまは昨年亡くなられた、お父さんの一周忌を勤めさせていただきました。
「亡き人の 面影そぞろ 浮かびくる 位牌の前の ともしび揺れて」

久しぶりに皆の元気な顔を見ることができてうれしく思います。亡くなられたお父さんの喜びの体の揺らぎがローソクの炎の揺らぎというような詩ではないでしょうか。

「亡き人の 面影そぞろ 浮かびくる 位牌の前の ともしび揺れて」

そのことに対して皆さんの方からは「お父さんみんな元気で仕事してるよ。これからも体に気をつけて頑張っていくで大丈夫だよ。」という、ご報告やお誓いが出来る皆さんであって頂きたいとおすすめ致します。

今、ご一緒にお唱えしました「修証義」第四章の中に「衆生を利益すというは、四枚の般若あり」皆が和やかに、穏やかに暮らしていくための四つの智慧があります。

「一つには布施、二つには愛語、三つには利行、四つには同事」

一つには「布施」、私たちは人を助けたり、助けられたり、自然の恵みを受け、お蔭を頂き生かされている、そのことをお分かり頂いたならばやさしい言葉「愛語」がでてきます。三つには「利行」。周りの皆さんの為になることを心がけて致しましょう。四つには「同時」今の言葉でいうならば、差別をしない。

この教えを胸に置いていただき、お父さんに良いご報告ができる日をお送りいただくことをお勧めいたします。
亡くなられたお父さんからの「皆の幸せや健康を願わせていただきますよ」という声なき声が聞こえる皆さんで有っていただきたく、お勧めしお話を終わらせていただきます。

合掌してください。
「安らけく 眠りませよと 祈る身に 幸多かれと 声の聞こゆる」

願わくはこの功徳を以って、普く一切に及ぼし 我等と衆生と皆共に仏道を成ぜんことを

合掌をおなおりください。

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