自分が大事に思っている人に喜んでもらう「プレゼントJを考えてみましょう。
男性、女性、そして老いも若きも誰でもが喜んでくれる物。まず考えられる物は「香り」だと思います。ヒノキの香り、森の落ち着いた香り、百合の華やかな香り、伽羅、沈香、白檀もいいですね。甘いケーキの香り、炊き立てのご飯の香りも・・・「香りをプレゼント』
二番目は美しい華です。玄関に入って目にとまる美しい華。いいですね!トイレの中に一輪の華。いいですね!華は人の心を優しくしてくれますね。・・・「華をプレゼント」
三番目は明るさです。人は暗いと心を落ち着かせることも出来ますが時聞がたつと恐怖心が生まれてきます。昔の田舎の家の入り口には、屋号の入った提灯が掛けてありました。暗くなってからの客人の送り迎えに使ったのでしょうが、その提灯の明かりは客人にとって素晴らしいご馳走だったでしょうね。明るさは清潔であることに通じます。部屋の中も、明るいと挨や汚れが目立ちますが、暗いときになりません。・・・「明るさをプレゼント』
四番目は水です、浄らかな水です。私はコーヒーが、大好きです。朝は三杯のコーヒーからスタートします。しかし、身体が本当に疲れきった時はどんなに美味しいコーヒー又お茶よりも、コップ一杯の浄らかな水です。人は水無しでは生きていけません。・・・「浄らかな水をプレゼント」
五番目は少しの美味しい飲み物と食べ物でしょうね。・・・「食事をプレゼント」
この五つのプレゼントを『五供』と、いいます。まとめていいますと『香(こう)・華(げ)・灯燭(とうしょく)・浄水(じょうすい)・飲食(おんじき)」
生きている人に喜んでいただけるプレゼントも、亡き人へのプレゼントも同じなんですよ。
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