今、私達はエアコンの風にあたたかさを感じ、まったりしている今日この頃、
平等に一日一日の時間を過ごしている。暖かい文明の風を受けて電化製品に包まれてそれぞれの暮らしをしている。幸せである。
この住み慣れた場所がもっと成長し、継承できると同時に、皆が楽しく、お隣どうしが仲良く出来る地域をこれからも続けて行くためにはどうするべきか考えたい。
私たちの先代より継承してきた先祖の意志・財産、今一度この時代に沿った事を考えてはどうか? 先10年、20年の問題ではあるが、団塊の世代と云われる時代に、その次の次代、未来を考えたことはないだろうか?
いや、そうではない。古より伝わってきた財産、先祖の思い各家の繁栄を願ってきたに違いない。今ここに中興しを考えなければならない。
私達が唱え続けた人生をいかに楽しく生き抜くかを求める、人それぞれに趣きが異なってもいいと思います。皆が得意の分野を結集すれば地域の酸欠状態にはならないと考えます。
お釈迦様は、「自らを灯とし、自らを拠り所としなさい。他を拠り所としてはならない。法の教えを灯とし、自らを拠り所としなさい、他を拠り所としてはならない。と」
自らを灯とすることは、自分と向き合うことです。人任せ、物任せの人生でもありません。
法とは、教えのかなめは心を修めることと説かれています。
欲に任せて自分を見失わず、心を正しく観察すること常に心が満たされていると説いたのです。
しかし、私たちは、簡単にそのような心の境地に至れないのであります。
古からの事を継承し、未来を想像し現実のものとしてゆく事に知恵をふり絞って、今を進んでいかなくてはならないと強く思います。
自己の心をしっかりと見つめ続ける日暮を送りましょう。
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